memo

証券外務員とか資産運用とか物理について適当な事を言います

Sierra + Twomon でいつでもどこでもデュアルディスプレイ

ここ最近は修士論文の執筆で忙しいのですが,研究室に行くと誘惑が多いのでカフェで執筆をするようにしています.

 

そこで問題なのが,ディスプレイ.

 

データを解析しながらTeXで執筆となると最低でもディスプレイは2つ欲しい.

 

ということで,使っていない泥タブをTwomonというアプリでデュアルディスプレイ化しました.

 

手順としてはPC,タブレットそれぞれにアプリをインストール.

その後,USBでタブレットとPCを接続.

この時,タブレットは開発者モードに切り替え,メディア転送モードに切り替える.(これ忘れると接続できません)

 

Macの場合はドライバをインストールする必要はありません.

 

双方のアプリを立ち上げてタブレット側の接続ボタンを押せば完成.

 

快適だ〜〜〜

 

 

Atom + Sierra環境下でのLateXで論文を執筆するときの注意事項

くだらないことですが,ドツボにはまってしまったのでメモ.

 

Cmd-Sでコンパイル,pdfを自動で出力までしてくれる理想的な

環境だったのですが,ある日突然バグを吐き,pdf生成ができなくなりました.

 

原因を色々と考え,中間生成ファイルやらログとにらめっこしていた

のですが,原因はまさかのAdobe Acrobat Reader DCでした.

 

同アプリケーションで開きながら変更前のpdfファイルを開くとTeX本体

と同アプリケーションが衝突してコンパイル失敗となるようです.

証券外務員試験

本日、証券外務員試験を無事終えました。

かなり簡単な部類の計算問題ばかり出題され、暗算で解いていたせいか、100分程度の時間を残して退出しました。

 

結果は明後日。合格してますように。

債権の購入価格

今回は"想定した利回りが得られる時の購入価格"の公式について書こうと思います。

1つ目の記事に書いた数式が非常に見難いので暇を見てLaTeXで書こうと思います。

 

まず所有期間利回りについては暗記する必要があります。

しかし、利回りの定義を考えればさして問題はないかと思います。

[所有期間利回り] = {[年利]+([売却価格]-[購入価格])/[所有期間]}x100/[購入価格] -(1)

 

最終利回りであれば売却価格->償還価格のように適宜調整すれば暗記の必要はありません。

 

本題の購入価格についてですが、(1)式を購入価格の一次方程式として解けば導出可能です。

 

あまりにも見た目がかけ離れているので導出不可能と勘違いしがちですが、暗記する必要性は0です。

損益分岐点売上高の公式を導出してみる

まず手始めにこのあたりを…

 

証券外務員一種試験には度々、企業の分析手法として何やら不思議な公式が出現したりします。

この公式について、テキストであったり個人ブログに説明があるのですが…

とにかくいい加減な上によくわからんし、暗記を強要されます。

これが嫌で嫌で堪らなかったので、いっその事自分で導出してしまおうと考えました。 

こうやって暗記量を減らしていくことは試験でも役に立つ上、本質的な理解が得られると思います。

 

ところで表題にもある通り、今回は損益分岐点売上高の公式。これです。

[損益分岐点売上高] = [与えられた固定費]/{1-[与えられた売上高]/[与えられた変動費]}

(実際の問題では専らある時点での売上高と変動費、固定費が与えられます。)

 

この損益分岐点売上高という指標は

"売上高と費用が等しく、損益が0となる時の売上高" 

というのが定義なのですが、とてもわかりにくい。

何故こんなものが必要かを一言で言えば、

"変動費は売上高に比例すると仮定しているから"

に尽きます。

例えば変動費の例として製品の原材料費が挙げられます。

製品の売上高が増加すると原材料費も比例して増加するといった具合です。

これは至極単純なモデルで、変動費が売上高の二乗に比例していようが何でもいいのです。

とにかくこのようなモデルでは与えられた費用の合計と損益分岐点売上高が一致しない可能性があります。

 

さきほどの文言を横軸を売上高、縦軸を費用として、固定費は必ず一定であると仮定すると費用は下のような売上高の関数で表現出来ます。

f:id:zn6:20171008021917j:image

 ここで問題になるのが変動費の売上高に対する比例係数です。

つまり変動費の直線がどのぐらいの傾きを持つかという事ですね。

これは与えられた売上高と変動費から算出すればよくて、これをaとすると、

a = [与えられた変動費]/[与えられた売上高]

これ見た事あるな…と思った方は正解で、変動費率の定義そのものです。

 

ここまでの議論から

[費用] = [変動費率]x[売上高]+[与えられた固定費]

が成立します。

 

ここで損益分岐点売上高の定義を簡単に数式で言い換えると、

[損益分岐点売上高] = [損益分岐点売上高を計上した時に発生する費用] - (1)

右辺を数式で表現すると、

[変動費率]x[損益分岐点売上高]+[与えられた固定費]

となります。

つまり上で示したグラフにおいて、横軸が損益分岐点売上高である点における縦軸の値が損益分岐点売上高と等しいということです。

これを(1)式に代入すると、、

[損益分岐点売上高] = [変動費率]x[損益分岐点売上高]+[与えられた固定費]

この式を損益分岐点売上高の一次方程式として解きます。

<=> [損益分岐点売上高]=[与えられた固定費]/{1-[変動費率]}

<=> = [与えられた固定費]/{1-[与えられた売上高]/[与えられた変動費]}

となって導出が出来ました。

 

基本的に市販のテキストでは導出はされておらず、ブログを探しても、与えられた売上高と損益分岐点売上高をごちゃごちゃにして導出している方しかいないようなのでその辺を厳密にしたつもりです。(wikipediaの導出も間違っています。)

 

今日のところはこんなところで。

 

 

 

 

 

 

目的

証券外務員試験、資産運用、コーポレートファイナンス、物理学について勉強していて気になった事をメモしていこうと思います。

内容が厳密でなかったり間違っていたりするかもしれませんが、ご指摘頂ければ幸甚です…